3種類のパターンを覚えて応用する
こんにちは、今日は「受験の知恵」シリーズの「作図問題へのやさしいアプローチ」をテーマに説明します。
作図問題を攻略するには以下の3ステップで対応します。
- 基本を覚える
- 問われ方に慣れる
- 色々な問題を解く
①作図の基本パターンを覚える
作図の基本パターンは以下の3通りです。コンパスを使って実際に書き、確実に覚えましょう。
- 線分ABの垂直二等分線
- 角の2等分線
- 直線ℓへの垂線
いいですか、この3パターンを覚えるだけですよ!
②問題中の様々な問われ方に慣れる
問題の中で前述の3パターンを違う言葉で訊いてきます。なので実際に訊かれていることが、どのパターンかを見極めます。
例えば
- 線分ABの垂直二等分線 であれば ⇒ 線分ABの中点M 、2点ABから等しい距離にある点
- ∠XOYの二等分線 であれば ⇒ 線分XOと線分OYから等しい距離にある線 、線分XOと線分OYに接する円の中心の集合
- 直線ℓへの垂線 ⇒ Pを通り直線ℓまで最短の線
更に応用して、類似のものを増やしていきます。
- 線分ABの垂直二等分線 を利用して ⇒ 3点ABCを通る円O
- 直線ℓへの垂線 を利用して ⇒ 円OのPを通る接線ℓ
角度の作り方
- 90度 ⇒ 垂線を利用
- 45度 ⇒ 垂線の角の2等分線で45度
- 60度 ⇒ 正三角形を作ると60度
- 30度 ⇒ 上記60度の2等分線で30度
- 105度 ⇒ 上記の45度と60度の組み合わせ
③色々な&様々な 問題を解く
基本問題でまずは3パターンを覚えて、様々な演習問題で応用力を付けていく。
解説が多い問題を数多く解くようにしましょう。
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